司会者編~『結婚準備における賢い節約とは?②』
前回の「結婚準備における賢い節約術」 の後半です。
結婚準備における『賢い節約』そのコツは、まず、【節約すべきでない項目】を決めること。
そして、その【節約すべきでない項目】に是非入れて頂きたいのが
『司会者』だとお伝えしました。
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なぜ、司会者か???
想像してみてください。
例えば、同じイベントでも、明石家さんまさんがMCを務めるのか、
徳光和夫さんがMCを務めるのかで、その雰囲気は大きく違いますよね。
MCとは、Master of Ceremonyの略です。式典を司る人。
当日マイクを持って、最前線で仕切り役を務めるのですから、
どうしたって、司会者によってパーティーの雰囲気は大きく左右されます。
そしてアクシデントやハプニングもいつでも起こり得るご披露宴。
プランナーや当日の会場責任者、音響、お花、ヘアメイク、サービススタッフの方々、
沢山のプロフェッショナルが携わって実現する披露宴ですが、実際に事が起こった時、
残念ながら、その方々が突然マイクを持ってご案内することは出来ません。
何かが起こった時、それが残念な出来事として語り草になるのか、
ほっこりと微笑ましい想い出のひとコマになるのかは、
司会者次第と言っても過言ではないのです。
さらに誤解を恐れずに言えば、どんなにお金と時間と労力をかけて準備したご披露宴も、
司会者次第では残念な印象を与えかねない、、、、とも言えるんです。
以前、とにかく限られた時間と予算の中で、それでもやはり、大切な節目として、
なんとかお式と披露宴をしたいとお考えのお2人がいました。
手作り感満載の最大限にコストを抑えたウェディング。
お料理は満足して頂けるだろうか?安っぽい印象を与えてしまわないだろうか?
お2人はとても気にしておられました。
・・・が、実際には、お2人の心尽くしのおもてなしと感謝に溢れ、
ゲストの皆様も笑顔で、とても温かいパーティーになりました。
もちろん、お2人のお人柄やそれゆえの素敵なゲストの方々が集まってこそのパーティーですが、
司会者が、お2人の理想と現実、そしてお2人の気がかりをしっかりお聞きした上で、
それを無理のない自然なコメントで、ポジティブな雰囲気に転じ、お2人らしい温かな雰囲気を
演出した事も大きな成功の要因と言えるでしょう。
この新郎新婦さまのお話はほんの一例ですが、
限られた予算の中で、理想のパーティーを実現するにあたり、
大きく貢献できるのは、実は他でもない司会者なのです。
ぜひ、限られた予算だからこそ司会者にこだわって、
賢い節約でお2人もゲストもハッピーな極上の一日をお迎え下さいね♪