open

close

花嫁さまお役立ち情報満載! ココラブログ

Blog

結婚式の司会を友人に頼む時の7つのチェックポイント

結婚披露宴、それは人生の中でもTOP3に入ると言っても過言ではない大切なセレモニーです。

そのハレの日の司会、自分達のことをよく知っているご友人に頼みたい!という方もいらっしゃいますね。そのお気持ち、よく分かります。

ご友人であれば、2人を祝福する気持ちは誰より勝りますし、きっと、温かなご披露宴になることでしょう。

しかしながら、その一方で、ご友人に司会を任せたことにより、不本意な結果を招いてしまうことも決して珍しいことではありません。

そこで今回のブログでは、ご友人に司会をお願いするからには、依頼する新郎新婦さまにも、引受けるご友人にも、是非知っておいていただきたいことについてお話ししたいと思います。

ブライダルMCに興味がある方、これから司会を始めたい方にも、参考になるお話だと思いますので、是非ご一読ください。

まずはじめに、新郎新婦さま側に気を付けていただきたい点についてお伝えしましょう。

冒頭でもお伝えしたように結婚披露宴は人生においての大きな節目となる一大イベントです。

そのような日に、大切なゲストの方々に心地よくお過ごしいただきながら、場をスムーズに進行するためには、やはりそれなりの経験、臨機応変な判断力や対応力、度胸など、さまざまな能力&素質が求められます。

つまり、ご友人として信頼できる方であることと、結婚式の司会をお任せできる方がどうか、ということは、別の視点から検討なさる必要があるのです。

「人前でしゃべるのがうまい」

「普段から仲間内でのムードメーカー」

という理由で人選する新郎新婦さまもいらっしゃいますが、残念ながらそれだけでは大切な1日をお任せできるかどうかの判断材料にはなりません。

友人司会を依頼なさる際には、最低限、次に挙げる項目を参考に、「本当にその方にお任せできるかどうか?」を一度チェックしてみてください。

———————————————————————

【結婚式司会を友人に依頼する際の7つのチェックポイント】

1.式や披露宴のイメージにマッチしているか?
当日最前線でマイクを握り、進行役を務める司会者は、お式や披露宴の雰囲気を大きく左右します。お2人が思い描くご披露宴の雰囲気に合う方かどうか見極めましょう。

2.だれが聞いても聞き取りやすい声、滑舌であること。
当日はマイクを通して話すので、大きな声を出す必要はありませんが、滑舌をはっきりと、お子様からご年配の方まで、どなたからも聞き取りやすい話し方であることが重要です。

例えば普段から早口だったり、強い方言の訛りをお持ちの方は控えておくのが無難です。(ご当地ウェディング色を出していきたい場合は、敢えて方言をお持ちの方を選ぶのはアリだと思います。)

3.人前で話すことに比較的慣れている。
これは、とても重要な見極めポイントです。

人前で話すと一口に言っても、さまざまなシーンがあります。社内ミーティングやプレゼン、砕けた仲間内での盛り上げ隊長・・・etc

実際、ご披露宴の中でも、普段は饒舌でお話上手な方だからとスピーチやインタビューにご指名をなさっても、大勢の初対面の方々を前では、そうはいかないという方もいらっしゃいます。

また、気心知れた仲間内なら、自由な発想とボキャブラリーで言葉巧みにお話しなさる方でも、「結婚披露宴」という、何かとしきたりやマナーが重視される場では、却ってお言葉に詰まってしまう・・・ということも多々あります。

さらに、披露宴となると音響や照明などの演出が入り、その雰囲気に飲まれてしまう方もいらっしゃるので、そこも想定しておいた方が良いでしょう。

ということで、このポイントの目安は、「親しいわけではない、ある程度の人数の方々を前に、マイクでお話しすることに慣れている方」といったところでしょうか。社内や地域イベントでの司会進行経験があれば、尚心強いですね。

4.だれから見ても好感が持てる方
結婚披露宴は、男性、女性、お子様からご年配の方と性別年齢職業趣味など、実にさまざまな方が一堂に会す特殊な場です。

例えば服装ひとつとっても、仲間内ではアリでも、親御様世代以上の方には理解しがたいということも少なくありません。どなたから見ても清潔感があり、「明るい」印象の方。さらに言えば、笑顔の素敵な方が理想です。

5.度胸の座っている方
披露宴はライブです。たとえ進行表に沿って原稿を用意していたとしても、その通りにいかないことなど日常茶飯事。

例えば、プロフィールムービーや余興のお祝いムービーが途中で止まってしまう、ご両親へお渡しするはずのプレゼントが用意されていなかった!など、突発的なアクシデントが起こっても、慌てずその状況を受け入れ、場を繋げられる度胸が必要です。

6.臨機応変、機転のきく方
上記のように突発的なアクシデントの際は言わずもがな、ご披露宴ではアクシデントまでいかずとも、自分が想定していたのと違う流れになることも少なくないでしょう。

例えばケーキ入刀のシーン。

ここは大切なセレモニーのひとつとして、是非素敵に雰囲気を作りたいところなのですが、思っていた段取りと違って、ビミョーな間ができてしまった。。という実例も。

新郎新婦がケーキの前に移動したら、すぐケーキ入刀のつもりでいたのに、何やらスタッフが新郎新婦に説明をしていて、なかなか入刀しないまま・・
どうすればいいか分からなかった´д` ;というのが、実際ご友人司会をした方のお話。

これはプロ司会者からすれば、勝手知ったる流れゆえ、このようなことにはならないのですが、ご友人司会からしてみれば、ケーキ入刀の説明をその場で、そんなに長くしているとは想像もつかないことだったのでしょう。

そうした時に、頭が真っ白になって黙ってしまったり、見切り発車で準備ができていないうちに「ケーキ入刀です!」とコメントしてしまっては、イベントにおいて最も厭われるおかしな空気が生まれてしまいます。テレビで言えば、いわゆる放送事故ですね。

こんな時でも、臨機応変に機転を効かせて、気の利いたコメントを入れたり、プロ司会者のようにはいかずとも、その状況をありのままに受け入れて、せめて笑いある雰囲気に持って行けそうな方なら安心ですね。

7.連絡がスムーズに取りやすい方
結婚式のご準備中、多くの新郎新婦さまは、日頃の仕事や家事に加えて、披露宴当日に向けてのタスクが山積みで、とってもお忙しいです。

そんな中、司会を頼んだご友人からのお返事が遅く、進捗が滞ってしまったり、進捗そのものも分からず不安になってしまっては、元も子もありません。

普段からレスポンスが早く、連絡がスムーズに取りやすい方であれば安心でしょう。

これは新郎新婦さま側にも言えることですが、司会を頼まれたご友人も何かと不安を抱え、進捗を気にかけていらっしゃるはずです。

慣れない中、頑張ってくださるご友人に余計な負担をかけないためにも、打合せ日程の調整や、進行上必要な項目など、極力お2人側から積極的かつ早めの連絡を心がけましょう。

——————————————————————————

いかがでしょうか?

上記全てが当てはまる!という方でなくとも、このようなことを踏まえて人選なさると、司会を頼む側も、頼まれる側も、またご列席頂くゲストにとっても、より素敵なご披露宴になることと思います。

友人司会をお願いなさる際のポイント、是非参考になさってみてください( ´ ▽ ` )ノ