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花嫁さまお役立ち情報満載! ココラブログ

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婚礼司会者のリゾートウエディング~試行錯誤の手作りアイテム衣裳編【沖縄宮古島】

皆様こんにちは。ココラブワークス司会の奥原でございます。

今回は、私が手作り&持ち込みしたアイテム達をご紹介していきたいと思います。

最初にお断りしておきますが、私は重度の不器用です笑

私事ですが、学生時代に演劇部の部活動で舞台の衣装作成を手伝っていた際、ミシンの針を2回も折ってしまい、制作部屋から追い出された伝説を持つほどの不器用な人間です。

そんな私が無謀にも、思い出作りと予算削減の為に挑んだアイテム達…。

たくさんの先輩花嫁様方のアイディアやご意見を参考にしながら、見よう見まねで完成した数々…。

是非、あくまでもそのレベルの完成度と思ってご覧頂けますと幸いです笑

☆ヴェール
花嫁衣装の中でも、衣装以上の意味を持つヴェール。

式の中で、お母様から花嫁支度の総仕上げとして、ヴェールダウンをして頂いたり、誓いのキスの前にご新郎様から上げて頂いたり等、セレモニーとしても重要な意味を持つこのアイテム。

ヴェールにも種類がありますが、こうしたセレモニーに使用できるのは、いわゆるフェイスアップヴェールと呼ばれる、顔を覆うタイプのヴェールですよね。
(※他のタイプのヴェールでもフェイスアップ用に出来るものもある様ですが、ここではスタンダードなものをご紹介していきます☆)

他にもショートタイプ等ありますが、私はマリアヴェールに憧れており、今回はマリアヴェールを手作りする事にしました!

まずはどんな雰囲気のヴェールを身に着けたいのか、ロングベールならどれ位床に這わせたいのか、レースはどんなデザインが良いか…。

イメージを固める為に、たくさんの画像を見ました。

そんな中で、私は背中の中ほどまでのミドルヴェールで、且つレースがあまり太過ぎず、ドレスに合わせてキラキラしたデザインのものが良いな♪とイメージを固めました!

作り方は恐らく他のヴェールよりもずっと簡単で、自分のイメージのヴェールに合わせた長さのチュール(私はスーパーソフトチュールにしました)を購入し、それを長円形にカット。縁にレースを縫い付けるだけです♪

具体的な作り方をご紹介して下さるサイトさんなどもありましたが、私はとにかく不器用な初心者だったので、チュールを購入した手芸屋さんで店員さんを掴まえて作り方、購入した方が良い長さまでお聞きしました笑

レースもマリアヴェール用、と店員さんからご紹介頂いたものは、比較的太く優しいデザインのものが多かったのですが、私はその近くにあった細目でキラキラした刺繍の物を選びました。これはチュールの円周分必要なので、レースはご予算との戦いになるかと思います(^^;

縫う為の糸はナイロンで出来た透明なミシン糸を使用。四つ折りに畳まれたそのチュールの端角を落として、角が丸くなるようにハサミでカットし、楕円形になったそのチュールの円周に選んだレースを縫い付けるだけです♪

仮縫いを経て、チクチク地道に縫っていき…。(←チュールはスーパーソフトですし、レースは華奢なデザインだしで、力加減を間違えると生地が引きつるので思ったより繊細な作業になりました)

ようやく完成!!

背中の長さはこれ位です☆
ミドルヴェール

そして正面から見るとこんな雰囲気に…。
ミドルヴェール 正面

やはり一般的なマリアヴェールよりレースは細め、顔にかかる範囲も少ない方では無いでしょうか。

この辺りは好みですし、着ける位置でも雰囲気は全く変わってくるので、ヘアメイクさんやドレスコーディネーターさんとご相談なさってくださいね♪

大変でしたが、チュールやレースを縫うという作業は、女性としてかなりテンションの上がる過程でしたし、世界に一つしかないデザインに出来ましたし、何よりも自分で気持ちを込めて手縫いしたヴェールには衣装以上の意味を持つ、大切なアイテムになりました(^^)

グローブも軽やかさと透け感を意識して、フィンガーレス且つチュールっぽい雰囲気のデザインの物を探して購入しました!

フィンガーレスだと、指輪交換の際にグローブを外さなくて良い、ネイルも綺麗に見せられる、というメリットもあります。

購入したショップはこちらです。(新郎グローブも併せて購入しました)
http://item.rakuten.co.jp/mariee/g41/

キラキラ、且つ繊細な作りで、まるでドレスとセットだったかの様なしっくり感に感動しました☆
グローブ

☆ブーケ
リゾートウエディングだと、生花のブーケは中々イメージ通りのものがオーダー出来ない現実もあります。

通常の披露宴ですと、フローリストさんと装花のお打ち合わせがあり、ドレスに合わせて希望のブーケなどもオーダー出来ますが、私の経験したリゾートウエディングですと、パンフレットの中にある何種類かから選ぶ事になります。

また、希望の花種についても相談は出来ますが、やはり沖縄という地域性と勿論季節柄、叶うものと叶わないものがあるそうで…。

私はブーケには、あるこだわりがありました。それは残念ながら結婚式に出席する事叶わず他界した母を偲び、母の好きだった花を取り入れるというもの。

それはカスミソウでした。

カスミソウを取り入れつつ、且つ明るく華やかでカジュアルなブーケにしたい。

そんな自分の想いを形にする為、ブーケをアーティフィシャルフラワー、つまり造花で手作りし、持ち込む事にしたのです。

最近の造花は、近くで良く見てみないと造花である事が分からない程に精巧に出来ており、季節関係なくお好きな花材を取り入れる事が出来ます!

ただ、一生に一度の事なのでやはり生花で、とお考えの方もいらっしゃると思います。その辺りは皆様の感性や何を優先なさるかでお考えになってくださいね♪

とはいえ、知識も経験も無い私。そんな中、そのブーケ作りを豊富な経験と温かなフォローでお手伝い下さる方に出会い、その方の元でレッスンを受けながらブーケを作る事にしたのです。

そのお教室がこちら。ブーケスタジオRococoさんです!
http://www.k5.dion.ne.jp/~rococo/onsalehandmade.html

まずはメールで問い合わせをし、カスミソウを必ず入れ、且つ自分の好きなガーベラやラナンキュラスを入れたクラッチブーケを作りたい旨ご相談。

ブーケの形も、ラウンド、キャスケード、クラッチ等色んなパターンがありますよね☆

この辺りも、お好きな花材と併せてイメージを膨らませておくと、お花打ち合わせやフラワーアイテム決めもスムーズにいくかもしれません♪

すると、早速ご返信と併せて、私の要望を取り入れたイメージ画像を送ってくださいました。
カスミソウブーケ

雰囲気はまさにイメージ通り!
そこから予算のご相談も事前にして下さり、欲しい花材の調整をしていざレッスン当日。

素敵なアトリエにお邪魔して、たくさんのお花に囲まれながら、一つ一つ的確な指示を頂きながら自分のイメージ通りのブーケを作る事が出来ました。(リボンもたくさんの中から選べました♪)

そして完成したブーケがこちら!
カスミソウブーケ完成版

カスミソウをさりげなく取り入れ、柔らかなグリーン満載で、ガーベラ、ラナンキュラスのクラッチブーケが出来ました。

勿論、こちらは新郎のブートニアも併せて作る事が出来ます。

ちなみに私はお揃いのヘッドパーツをお願いするのを忘れてしまい、慌てて似た花材を四谷にある造花屋さん『東京堂』で購入し、シルバーのコームパーツに取り付けて自分でヘッドパーツを作りました…沖縄行き前日に…(^^;

造花屋さんやブライダルアイテムと言えば、浅草がとっても有名ですよね♪

一度行ってみたかったのですが、スケジュールがギリギリ過ぎて足を伸ばせませんでした…。
ヘッドパーツ

コームパーツは同じく東京堂に売っていました。造花はお花部分から数センチ下の茎を残してペンチでカットし、ワイヤーとフラワーテープを巻く下処理を施し、それをバランスを見ながらコームに巻き付けました。

素人作りでしたが、ヘアメイクさんは綺麗に取り付けて下さいました…。

皆様はお忘れなきようお気を付けくださいませ…笑(←そんな大切なものを忘れるのはきっと私だけ)

と、ここまで衣装についての手作りアイテムをご紹介して参りました!

その他、衣装以外で使用した手作りアイムは後半でご紹介させて頂きたいと思います!

今回も長々お付き合いくださり、ありがとうございました(*^^*)

※なお、こちらはあくまでも私が経験した出来事を元に、個人的な観点でお届けして参ります為、“一花嫁の目線から見たリゾートウエディング”の記事であるという点をご了承頂いた上でご覧くださいますと幸いです。